劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』が空前絶後の大ヒットを記録していますね。
私も最初は「フフン、流行りものには手を出さないぜ!」などと格好つけて斜に構えておりました。
映画公開前にフジテレビで放送されていたテレビ版を
「どれどれ、そんなに大騒ぎするほどか試しに見てみようではないか」
と軽い気持ちで視聴し始めたところ…
そのアニメーションの完成度に度肝を抜かれました。
ufotable…凄いクオリティでテレビアニメを作ってるスタジオだなあと、
制作陣の本気にすっかり撃たれてしまい、これは大ヒットするわけだと納得しました。
やはり「食わず嫌い」は人生損をしますね(猛省)。
映画版も上映当日に観に行ってしまうほどファンになってしまったのですが、
映画館ではグッズが即完売状態でまったく手に入りませんでした。
その後も新たなグッズが発売になると即売り切れ→フリマサイトに高額出品される
という流れを目にする度に悲しさと憤りを禁じ得ない昨今です。
ということで、もうグッズが手に入らないのならば、
いっそ「自分で作ってしまおう!」ということに。
といっても、別に著作権を無視した違法グッズを勝手に作って販売する気はありません。
そうではなくて、最近『鬼滅の刃』を観始めて煉獄さんのファンになったという
友人の誕生日プレゼントとして
3Dソフトを使って煉獄杏寿郎フィギュアを作ることにしました。
使用したソフトはZbrush Coreというソフト。
簡単な操作で粘土をこねるように3Dモデルを作ることができます。
で、試作を重ねた結果、
以下のような3Dモデルが完成しました。
さて、これを立体化するわけですが、私は3Dプリンターを持っていません。
ということで、3Dのデータを送信すると出力をしてくれる業務を請け負っている
DMM.makeの3Dプリントサービスを利用することにしました。
あまり大きなサイズで出すと料金が高額になるため、
予算との兼ね合いで約8センチで造形することに。
そして、送信した3Dデータに基づいて完成したフィギュアがこちらです。
完成後は100円ショップで売られていたケースに入れました。
どうでしょうか?
ご興味を抱かれた方はZbrushというソフトを使って
自分の好きな『鬼滅の刃』のキャラクターのフィギュアを
自作してみるのも楽しいかもしれません。
(ただし、著作権に触れるようなキャラのフィギュアの販売はNGですのでご注意を。あくまで個人で楽しむためにしましょうね)
このフィギュアを制作するにあたり、Zbrush Coreを覚えるために以下の本とDVDが
とても参考になりました。
解説がとても丁寧なのでまったくの初心者でも挫折することなく楽しく学習できました。
とてもおススメです。
ご興味を抱かれた方は是非。