前回の『鬼滅の刃』煉獄杏寿郎のフィギュア作成に続き、今回は『Final Fantasy VII REMAKE』のキャラクターをZbrush Coreを使って作ってみました。
『Final Fantasy VII REMAKE(ファイナルファンタジー7 リメイク)』とは、株式会社スクウェア・エニックスがまだエニックスと合併する前のスクウェアだった時代、1997年に初代Play Station(プレステ)にて発売した大ヒットゲームのリメイク版で、2020年4月10日にPS4用のソフトとしてリリースされました。
当時プレーしていた者からすれば23年という時を経て格段に進化したグラフィックとサウンドに感動し、オープニングのミッドガル全景が映し出され、タイトルロゴがバーンと出てきた瞬間に胸が震えました……。
FFVIIのファンからすれば待望のリメイクだったわけですが……残念ながら今作の「REMAKE」はまだ物語の出だしであるミッドガル編だけを収めた分作中の第一作に過ぎません。続編は果たしていつ出るのか……自分が死ぬまでに完結できるのか……そんな不安が胸をよぎる今日この頃……。
さて、とりあえずその話は置いておきまして……
リメイクに登場するキャラクター達を3DモデリングソフトであるZbrush Coreにて作成してみました。実際のモデルに比べて色々と作りの甘い箇所がある点はどうかご容赦ください。
それとZbrush Coreにはテクスチャーを張り込む機能がないため、着色はすべてポリペイント(ポリゴン自体に色を塗る機能)にて処理しています。
クラウドといえばあの特徴的なツンツンのチョコボ頭ですが、Zbrush Coreで髪を作るのは結構面倒でした。リメイクのようにリアルな髪をフサフサ生やしたかったのですが、それはZbrushの簡易版であるCoreでは無理の様子……。
カクカクのポリゴンだった原作に比べると『REMAKE』ではグラフィックがとてもリアルになった分、エアリスの表情の小悪魔的な可愛さと魅力が増しました。
このリボンの中のどこに白マテリア(ホーリー)が入っているのかとスカルプトしながら原作をプレーした当時と同様の疑問が頭の中に浮かんでおりました……。
原作に比べると今回の『REMAKE』中、最も大きくデザインが変更されたキャラクターですね。よりリアルに格好良くなりました。前半ではいかつい見た目に反して結構落ち着きがなくやかましいキャラクターに感じてちょっと苦手だったのですが、物語終盤にはそのやかましさがむしろ愛すべき可愛い男に感じられる不思議……。
バレットは片腕の銃もそうですが、ズボンに細々とバッグやベルトを着けていたりと作るのがすごく面倒くさく(面倒くさがりなもので)、時間もかかりました。
サングラスを取るとちょっと円らすぎる目が……。
こ、これはバレットなのか……?
今回の『REMAKE』では物語後半から仲間に加わる関係でプレイアブル・キャラクターではありませんでした。どのような操作ができるのかは次回作以降となり、楽しみではありますがそれがいつプレイできるのかと考えると……。
フサフサした毛並みや燃える尾の先はポリゴンだけでは再現できませんでした。
原作と比べると今回の『REMAKE』でもそれほど大きなデザインの変更はない様子。相変わらず上半身裸の上に黒のロングコートを羽織るというソルジャー・クラスファーストじゃなかったら色々な意味でちょっとできない服装です。
今回、3Dモデルを作成したソフトであるZbrush Coreの操作は以下の本とDVDを使用して独学しました。
ここまでお読み頂いた方の中で自分もアニメやゲームの好きなキャラクターもしくはオリジナルキャラを3Dソフトでモデリングしてみたいという方は、まるで粘土をこねるように直感的に操作できるZbrushがおススメです。
簡易版のZbrush Coreなら以下のペンタブを購入すればダウンロード・コードが特典で付いてきて無料で手に入ります。この機会に使ってみてはいかがでしょうか。
ご興味を抱かれた方は是非、参考にして頂けたら嬉しいです。
次回は今回作ったモデルのデータを使って3Dプリントサービスを利用して実際にフィギュア化したいと思いますので、その結果を報告できればと思っております。
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
『Final Fantasy VII REMAKE(ファイナルファンタジー7 リメイク)』とは、株式会社スクウェア・エニックスがまだエニックスと合併する前のスクウェアだった時代、1997年に初代Play Station(プレステ)にて発売した大ヒットゲームのリメイク版で、2020年4月10日にPS4用のソフトとしてリリースされました。
当時プレーしていた者からすれば23年という時を経て格段に進化したグラフィックとサウンドに感動し、オープニングのミッドガル全景が映し出され、タイトルロゴがバーンと出てきた瞬間に胸が震えました……。
FFVIIのファンからすれば待望のリメイクだったわけですが……残念ながら今作の「REMAKE」はまだ物語の出だしであるミッドガル編だけを収めた分作中の第一作に過ぎません。続編は果たしていつ出るのか……自分が死ぬまでに完結できるのか……そんな不安が胸をよぎる今日この頃……。
さて、とりあえずその話は置いておきまして……
リメイクに登場するキャラクター達を3DモデリングソフトであるZbrush Coreにて作成してみました。実際のモデルに比べて色々と作りの甘い箇所がある点はどうかご容赦ください。
まずは主人公であるクラウド・ストライフから。
原作である『オリジナルVII』と今回の『REMAKE』の中間くらいのリアルさと頭身で再現してみました……というよりZbrush Coreの場合はそこまでポリゴン数が大きくできないことと、自宅のパソコンのスペックの限界もありまして、リアリティを追求したスカルプトが出来なかったというのが正直なところです……。それとZbrush Coreにはテクスチャーを張り込む機能がないため、着色はすべてポリペイント(ポリゴン自体に色を塗る機能)にて処理しています。
クラウドといえばあの特徴的なツンツンのチョコボ頭ですが、Zbrush Coreで髪を作るのは結構面倒でした。リメイクのようにリアルな髪をフサフサ生やしたかったのですが、それはZbrushの簡易版であるCoreでは無理の様子……。
ところで、武器にマテリアってこうやって装着するのか……と『REMAKE』をプレーしていて思いましたが、道端に落ちているときや手に持っているときと比べるとマテリアのサイズが明らかに合っていないような……そこは突っ込んではいけない所なのでしょうね……。
続いてクラウドの幼馴染であるティファ・ロックハート。
今回の『REMAKE』では原作に比べるとスカートの下にスパッツを履いていたり、黒のハイソックスを履いていたり、白のタンクトップの下に胸元を隠す黒のアンダーウェアを着ていたりと所々で露出が抑えられたデザインに変更されました。23年の時を経てグラフィックが劇的にリアルになると共に色々と規制が強まっている昨今の事情もあって当時のままというわけにはいかないようです……。続いて古代種(セトラ)として神羅カンパニーからその身を狙われる運命の美女、
エアリス・ゲインズブール。
原作に比べると『REMAKE』ではワンピースのデザインがタイトなものからひらりとしたドレス型に変更されました。これはたぶんゲームにアクション要素が加わったため、より動きやすくかつ見た目にも女性らしく美しい服装にする必要があったためと思われます。カクカクのポリゴンだった原作に比べると『REMAKE』ではグラフィックがとてもリアルになった分、エアリスの表情の小悪魔的な可愛さと魅力が増しました。
このリボンの中のどこに白マテリア(ホーリー)が入っているのかとスカルプトしながら原作をプレーした当時と同様の疑問が頭の中に浮かんでおりました……。
さて、続いては反神羅組織アバランチのリーダー、バレット・ウォーレス。
原作に比べると今回の『REMAKE』中、最も大きくデザインが変更されたキャラクターですね。よりリアルに格好良くなりました。前半ではいかつい見た目に反して結構落ち着きがなくやかましいキャラクターに感じてちょっと苦手だったのですが、物語終盤にはそのやかましさがむしろ愛すべき可愛い男に感じられる不思議……。
バレットは片腕の銃もそうですが、ズボンに細々とバッグやベルトを着けていたりと作るのがすごく面倒くさく(面倒くさがりなもので)、時間もかかりました。
サングラスを取るとちょっと円らすぎる目が……。
こ、これはバレットなのか……?
続いて仲間の中で唯一のケモノキャラであるナナキことレッドXIIIです。
今回の『REMAKE』では物語後半から仲間に加わる関係でプレイアブル・キャラクターではありませんでした。どのような操作ができるのかは次回作以降となり、楽しみではありますがそれがいつプレイできるのかと考えると……。
フサフサした毛並みや燃える尾の先はポリゴンだけでは再現できませんでした。
最後にクラウドの宿敵であり、最強のソルジャーにして英雄、セフィロス。
原作と比べると今回の『REMAKE』でもそれほど大きなデザインの変更はない様子。相変わらず上半身裸の上に黒のロングコートを羽織るというソルジャー・クラスファーストじゃなかったら色々な意味でちょっとできない服装です。
それにしてもこの長すぎる刀……鞘にも入れずに普段どうやって持ち歩いてるんでしょうか……クラウドみたいに背中に背負うわけにもいかないし……しかもどこにマテリアを装着できるのかも謎です……まあ、格好いいからいいんですけどね。
今回、3Dモデルを作成したソフトであるZbrush Coreの操作は以下の本とDVDを使用して独学しました。
ここまでお読み頂いた方の中で自分もアニメやゲームの好きなキャラクターもしくはオリジナルキャラを3Dソフトでモデリングしてみたいという方は、まるで粘土をこねるように直感的に操作できるZbrushがおススメです。
簡易版のZbrush Coreなら以下のペンタブを購入すればダウンロード・コードが特典で付いてきて無料で手に入ります。この機会に使ってみてはいかがでしょうか。
Wacom(ワコム)
2016-10-14
ご興味を抱かれた方は是非、参考にして頂けたら嬉しいです。
次回は今回作ったモデルのデータを使って3Dプリントサービスを利用して実際にフィギュア化したいと思いますので、その結果を報告できればと思っております。
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。