昨年は海外の映画祭に出品し、現在のところ4つの映画祭にノミネート致しております。
次回作以降で作画技法や表現のレベルをさらに上げていきたいと思いますが、
まったくの個人によるアニメーション制作は、たとえ短い作品でも並々ならぬ時間と労力を必要とするのだとを改めて痛感している今日この頃です。

普通に会社員として日中勤務していると、どうしても作業は平日夜と週末、祝日しか取りかかれず、モチベーションの維持もなかなか困難であることは創作活動をされている多くの方が経験されていることと思います。

とはいえ、それは作品の不出来の言い訳にはなりませんね。
創作者は完成した作品の出来が全て。

何とか完成にまで漕ぎ着けたものの、妥協の産物で、満足とは程遠い出来ではありますが、
少しでも楽しんでご覧いただけましたら幸いです。

ちなみにこのアニメーションには、原作があります。
自作短編小説である「天文学者の恋」という作品です。
Amazon kindleにて発売中ですので、ご興味のある方はこちらもチェックいただけると嬉しいです。

天文学者の恋
中島隆善
空白書房
2012-12-19