nakaji art

我が心と身体が捉えた美について

2016年02月

行ってまいりました。

始皇帝と大兵馬俑展 入口 ポスター

土曜日だったこともあり、館内は激混みでした。
こういった混みすぎの美術展を観覧する際には、 私の中で決めているルールがあります。
といっても、特別なことではございません。

それは......

「とにかく、目当ての作品から観る!」

です。

これを私は「モナ・リザの法則」と勝手に呼んでおります。
なぜかと言いますと、
皆さまご存知のルーヴル美術館にある
レオナルド・ダ・ヴィンチの《モナ・リザ》ですが、
この世界で最も有名といっても過言ではない名画の前には
常に世界中からやって来た凄まじい数の人々が群れ集っております。
その観光客を狙ったスリが横行するほどの過熱ぶりです。

その《モナ・リザ》をなるべくよいポジションで観覧するためには
ルーヴル美術館が開館すると同時にその名画目がけて一直線に走るというのが
得策とのこと。
「モナ・リザの法則」とは、つまりこの「観たいものから観る」という
ミッションに私が勝手につけたコードネームでございます……。

まぁ、それはともかく、
「始皇帝と大兵馬俑展」もまさにこの法則が当てはまるわけで、
まずは小物の出土品は後回しにして、
とにかく兵馬俑を目指して館内を進みました。

グッズ販売コーナーを横目に新たな展示室に入り、
更に奥へと進むと、その途中で広い空間に出ました。

そこには2両の青銅製の四頭立て馬車(銅車馬)が展示されていました。
どちらも実物の複製ですが、6千ほどのパーツを用い、実に精巧に作られています。
馬の筋肉の隆起も金属とは思えないほどリアルで、
その開いた口元からは今にも嘶きが聞こえてきそうでした。
馬車を操る御者の表情も細やかです。
傘の骨の一本一本、車輪の軸にいたるまで少しの妥協もなく
精巧に作られています。
2000年以上も前にこれほどの金属精錬の技術が既にあったことに驚きです。
一説では始皇帝の霊魂を乗せるために副葬品として埋葬されたとか。

さて、その展示室の奥にはスロープが設けられており、
そのスロープを上がると、広い展示空間を見下ろせる場所に出ます。
眼下に兵馬俑が現れました。
これは始皇帝陵を発掘した際の「兵馬俑坑」を再現した展示で、
発掘された当時の様子が想像できます。
遠目に見ると、兵馬俑の間を行き来する観覧者が
生きた兵馬俑のように見えてくるから何とも不思議です。

兵馬俑は一体一体顔が違うことはもちろん、
さすが兵士達だけあって身体が大柄で逞しい。
元々はそれぞれに彩飾が施されていたそうですが、
2000年以上もの長きにわたって土の中に埋められていたために
すっかり褪色してしまったそうです。
数千体に及ぶ兵士や騎馬の俑を自らの死後の世界でも引き連れようとした
始皇帝の絶大なる権力を偲ばせます。

特に上半身裸の力士(?)の俑の腕や背中の隆々たる筋肉の美しさに思わず
見惚れてしまいました。

兵馬俑展 撮影ポイント
ちなみにこちらの写真は展示室内に設けられた「兵馬俑と記念撮影ができるスポット」
で撮影したものです。

兵馬俑展 お土産 ガチャガチャ ピンズ
グッズ販売コーナーに設置されていたガチャガチャ(1回¥300)を回すと、
兵馬俑のピンズが出てきます。
どことなくトボけた表情が癒されます。
シークレットは先ほど紹介したあの展示物を模した特大サイズのピンズです。


さて、兵馬俑をじっくり観た後は、先ほどスルーした展示物を一通り軽く眺め、
人混みにいささか疲れたところで本館へと移動しました。

本館の観覧者の少なさにホッとしながら、
本日のもうひとつのお目当てである「高円宮コレクションの根付」を観覧に。

根付 高円宮コレクション解説


どれも実に精巧に作られていて、その発想が豊かで見飽きません。

根付 高円宮コレクション

以下はその一部を拡大したものです。

  根付 高円宮コレクション 妖精

根付 高円宮コレクション 幽霊

根付 高円宮コレクション 鳳凰

根付 高円宮コレクション 能

根付 高円宮コレクション 童子

根付 高円宮コレクション 猪

根付 高円宮コレクション 人魚

根付 高円宮コレクション 猿

根付 高円宮コレクション ヤギ

根付 高円宮コレクション ムササビ

根付 高円宮コレクション トカゲ

根付 高円宮コレクション タコ

根付 高円宮コレクション カタツムリ

根付 高円宮コレクション ウサギ

思わずひとつ欲しくなってしまいますよね……。


ご興味を抱かれた方は是非。

東京国立博物館Webサイト
http://www.tnm.jp

「始皇帝と大兵馬俑展」特設サイト
http://heibayou.jp




行ってまいりました。

DSC_1884
まずは表参道駅A4出口から左手へ歩き、根津美術館へとむかいます。
青南小学校脇を通り、根津美術館が右手に見える交差点に出たら正面信号を渡り、左手に曲がり、通りを直進。
5分から7分ほどでtobichiにたどり着きます。
その三軒隣が今回の展示会場となるtobichi2です。
以下が入口の様子。
窓のむこうに広がる墓地の風景が何故か空間に調和しています。
竈の中央には無料配布の地図が置かれています。
この地図が手書きなのですが、実に見やすいのです。
tobichi周辺の飲食店なども詳細に書き込まれているのですが、わかりやすい。
制作者の愛を感じます。
みんなのTARO2016 展示風景 入口

左手には二階に上がる階段があり、展示会場へと続いています。右手はほぼ日手帳をはじめとするグッズを販売するスペースになっています。
まずは展示から観覧することにしました。

階段脇ではタナカカツキ氏のマンガ『オッス! トン子ちゃん』のフィギュアが出迎えてくれました。その装いも展示に合わせて《明日の神話》仕様になっています。
タナカカツキ氏の「トン子ちゃん」特大フィギュア
階段の途中にはTAROの言葉の数々が貼られています。
会場内は赤い光に照らされ、
TAROがもっとも好んだ色彩に包まれています。
みんなのTARO2016 展示風景 壁面

TAROのロゴデザイン。
みんなのTARO2016 展示風景 TAROサイン

こちらは今回、岡本太郎記念館と企画されているスタンプラリーを終えるともらえるステッカーの原画です。
みんなのTARO2016 展示風景 ステッカー原画

展示風景その1
みんなのTARO2016 展示風景

展示風景その2
太陽の塔のフィギュアがサイズ別に並ぶ姿が面白い。
みんなのTARO2016 展示風景

こちらはTARO直筆の手帳と草稿。
TAROは秘書の敏子さんに記録は任せており、著書の原稿もTAROが口述したものを敏子さんが筆記するスタイルでした。
そのため、基本的に手帳は持ち歩かなかったそうですが、一人で取材に行くにあたり、心配した敏子さんがTAROに持たせたものだそうです。
みんなのTARO2016 展示風景 太郎直筆の手帳と草稿

こちらが敏子さんの愛用していた手帳。
TAROのスケジュールが細かく記されていました。
みんなのTARO2016 岡本敏子さんのほぼ日手帳

そして、こちらがこれまであまり公開される機会のなかった《明日の神話》のデッサンです。
みんなのTARO2016 明日の神話 デッサン

デッサンの段階でTAROの中にはあの巨大絵画の完成した姿が既に見えていたことに驚嘆します。
みんなのTARO2016 明日の神話デッサン 拡大

さて、展示を観終えた後はほぼ日手帳をはじめとするグッズ販売のコーナーにやってきました。
ほぼ日手帳の太陽の塔と明日の神話は素敵で、思わず2点とも購入。
どちらかのカバーを購入すると、
今回の企画のために岡本太郎記念館が提供した貴重な非売品の当たるガチャガチャを購入した数ごとに一回引くことができます。
2回引いた結果は
A賞の岡本太郎記念館開館時の非売品パンフレットとC賞のクリアファイルが当たりました。
手帳カバーの数にも限りがあるそうなので、ご興味を抱かれた方はお早めに。
みんなのTARO2016 グッズ販売風景 ほぼ日手帳

こちらはタナカカツキ氏のイラストが描かれたメッセージボード。
みんなのTARO2016 タナカカツキ氏のメッセージボード

レジ脇には特大サイズのコップのフチの太陽の塔がお出迎え。一緒に記念撮影もできます。
みんなのTARO2016 特大サイズ コップのフチの太陽の塔

手帳カバーを購入した後は、
会場から歩いて5分ほどの岡本太郎記念館へ。
記念館では現在、企画展「太陽の塔に対峙せよ!」が開催されており、その受賞者の展示が行われています。
以下は大賞受賞者の展示「ブリッジ・ブリッジ展」の展示風景です。
ブリッジをした人々の写真をプロジェクターで見せているのですが、
「こんな場所でどうやって撮ったのだろう?」
と思わず見入ってしまうような美しい写真が次々と展開します。
太陽の塔に対峙せよ! ブリッジ・ブリッジ展 展示風景1
太陽の塔に対峙せよ! ブリッジ・ブリッジ展 展示風景2
太陽の塔に対峙せよ! ブリッジ・ブリッジ展 展示風景3

最後に今回企画されたスタンプラリーを終え、
頂いたステッカーがこちら。
みんなのTARO2016 スタンプラリー台紙と特典ステッカー


ご興味を抱かれた方は是非。

「みんなのTARO2016」Webサイト
http://www.1101.com/tobichi/

岡本太郎記念館ホームページ
http://www.taro-okamoto.or.jp/

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